自分の家の本棚に定期的にみる本だけ残してます。その中に『るきさん』はあります。なんとなく買って、そのままなんとなく保管していました。みたら27年前出版でした。
主人公るきさんは30代半ば、フリーランスっぽい在宅ワーカー。仕事はほんの少し、隠居生活しているため、まわりに流されません。だからといって貧しさを感じない、ゆるやか〜な生活風景。貯金もある。そして動く時は動く。そんなストーリーです。
なんだか今の人たちとそんなに変わらない。いやだいぶ進んだ考えで、ようやく追いついたという感じでしょうか。
このるきさんの静かな、なんの変哲もない日常がたまに読みたくなるのです。
